今日のテーマも「成功者は質素」です。稲盛和夫さんのストーリーをもうちょっとご紹介したいと思います。
稲盛さんは銀座でラモス瑠偉さんに牛丼を奢ったという話をしました。まさに稲盛さんでなければできない良い接待の技ではありますが、ケチという見方もあるんですけど、まず質素だということなんですね。
質素、利他
稲盛さんが好きなもの、牛丼とかハンバーガーをよく食べたそうです。
自宅が京都にあるのでJALを再生する時には1人でホテル暮らし。その時は夜中1人でおにぎりを食べていたよ、ということも仰っていました。
でも、それは、利己と利他ってありますけれども、利己というのは自分のためだけ、自分だけ良ければいいというのが利己。
稲盛さんの利他業というのが、京都賞を作ったこと。そして盛和塾をやったこと。大和の家、そして大学への寄付についてお話したいと思います。
京都賞とは?
京都賞というのは、京セラが売り上げ2,300億円、経常500億円出ていた時に私財200億円を投じて稲盛財団というものを作られて日本のノーベル賞にしたいということで京都賞というものを作りました。
盛和塾とは?
盛和塾と言うのが1989年に発足して、令和元年の時点では10,000社が入っています。そしてもちろん稲盛さんは無給で年間10回ぐらいの講演をずっとされています。ちなみにJALの時も無給でやりました。
そして機関誌が150号というところまで来ていまして、その機関誌の中には、必ず稲盛さんの講話が入っています。
大和の家とは?
大和の家と大学の件というのは、いろんな事情がって自分の両親に育ててもらえない方がいらっしゃるので、その方たちを助けようということで、稲盛さんが利他業で作られた家です。詳しくは調べられてみてください。そしてさらに、大学でいえば、京都大学、佐賀大学、鹿児島大学に、稲盛さんが建物を建てて図書館みたいな建物を建てられています。
そしてさらに鹿児島大学では稲盛アカデミーと言って、大学の授業のようなものが非常に安価に受けられるというものをやっています。
まとめ:ケチではなく質素
稲盛さんも質素というのがもう習慣になっていると思います。それは決してケチという事ではありません。ラモス瑠偉さんとのランチは1,000円である一方、200億円を使ってノーベル賞に匹敵するような賞を作るということをやっていらっしゃいます。
坂上仁志公式youtube動画の「成功者は質素 稲盛和夫さんのお話」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。