今日のテーマはランチェスター戦略差別化5原則についてです。
差別化5原則とは?
- 簡単にミートされる差別化は差別化ではない。簡単にミートされてはダメ
- 顧客に評価されない差別化は差別化ではない。顧客に評価されないとダメ
- 差別化は掛け算で、相乗効果、A×B×Cでやってみる
- 他業界の常識は自業界の非常識
- 差別化の基本は凡事徹底
この5つが五原則です。
「他業界の常識は自業界の非常識」の事例
4つ目の「他業界の常識は自業界の非常識」という例を少しご紹介します。ジーパンのファスナーがありますよね。ジーパンって昔はボタンだったです。ところがジーパンにファスナー、ジッパーというものが入ってきました。
今YKK吉田さんっていう会社さんがそのファスナーの業界ではNo1ですね。確か世界30か国か40か国、売り上げ4,000億くらいあって、経常10%ぐらい出ていると思います。このファスナー、ジッパーというのは実は小麦粉を入れる袋についていたそうなんですね。要は輸送用の麻の袋についていたものを衣服、服の方にもってきたという、これが他業界の常識は自業界の非常識の1つの例です。
もう1つは、ドラッカーが言っている、光ファイバーというのは通信業界がやったのではなく、ガラス業界から入ってきたんだという話も有名ですね。自業界でやっているものだけにとらわれるのではなく、他業界の常識というものを研究してみてください。それを自業界にもってきたらうまく行くよということを申し上げております。
凡事徹底こそ差別化の近道
そしてもう一つが凡事徹底。人が誰でも出来るような簡単なことを誰もできないくらいずっとやっていくことによって、それが差別化になるというお話です。
弱者は常にどう差別化するか?を考える癖付けをしていきましょう。
坂上仁志公式youtube動画の「弱者はこの5原則で差別化してください!」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。