ランチェスター戦略に3つの結論があるのですが、それは何かというと、
- No1主義
- 足下の敵攻撃の原則
- 1点集中主義
というこの3つがランチェスター戦略の中では3つの結論と言われております。
「No1以外はビリと一緒。」 ランチェスター戦略No1主義とは?
ではこのNo1主義とは何かというと、有利なのはNo1だけ。どんな小さなところでもいいからNo1になりなさい。No1でなければ意味がない。「No1以外は死を意味する」とリクルート創業者の江副さんも言っていますね。
「No1以外はビリと一緒。」
これは日本電産の永守さんが言った言葉ですね。
日本電産という会社もブラシレスモーターではシェア世界一とか、とにかくNo1にこだわっている会社です。
ウェブサイトで言えば、確かに存在はしているんですけれども、検索されないと存在しない。それと同じなんですね。つまり日本中にどんな良い商品があろうが、その会社がベスト10とか100位とかだと、やっぱりダメなんです。No1だと覚えてもらえるけど、それ以外だと覚えてもらえないからです。
とにかく小さいNo1を目指す
そしてどんな小さなところでもいいからNo1になる必要があります。そのためのポイントは3つ。
- どこ(場所)
- だれ(顧客)
- なに(商品)
どんな小さなものでもいいのでNo1になるのです、No1であること自体に優位性があるんですね。
よく聞かれると思いますけど、日本一高い山が富士山、日本で第二位の山は?と講演で聞くと、だいたい3人~5人くらいしか言えません。これは「北岳」なんですね。同じように日本一広い湖は琵琶湖ですが、二番目は?というと、これもあんまり知られていなくて、霞ケ浦なんですね。そんな感じで、1位だと覚えてもらえるけれども2位だと覚えてもらえないよという話です。
特に市場が小さくなっていくとき、日本のように成熟市場になってくるとシェアNo1の企業がますます有利になります。ですので、どんな小さなところでもいいからNo1になる。これを意識してもらいたいと思います。
まとめ
ランチェスター3つの結論は、
- No1主義
- 足下の敵攻撃の原則
- 1点集中主義
でした。
その内のNo1主義についてお話しましたが、有利なのはNo1だけですから、どんな小さなところでもいいからNo1になることが大事です。
坂上仁志公式youtube動画の「3つの結論_No1主義」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。