ランチェスター戦略ではこう言ってます。特定の強い商品で敵の弱いところと戦う。
強い敵と戦うなら、自分の弱いところを選ばず、強いところを選ぶ。そして相手の強いところは避けて弱いところで戦うことが肝心です。
つまり、弱いものはなるべく捨てるというか、止めちゃった方がいいよと。強いところを伸ばして強いところで戦っていき、それを自分で見いだしていくことが大事だということなんですね。たとえ自分が強かったとしても相手も強かったら必ず疲弊してしまいます。ですから相手が弱い、という事が大切なのです。
ついついやってしまう戦略とは?
例えばこれは良い例なんですけど、
競合 ●●●×××
自社 ×××●●
自社の弱いところと敵の強いところが戦うと確かに最初3連敗するんですけど、敵の弱いところと自社の強いところが2つあれば一旦2勝できるわけですね。
ところが、こう戦いたがるんです。
競合 ●●●×××
自社 ●●×××
敵の強いところと自社の強いところだったら全滅なんですね。
自分の強いところが敵の強いところに当たってしまうとこれだと全滅してしまうので、これをちょっとだけ変えて敵の弱いところに対して自社の強いところを当てていけば1勝または2勝はできるよという話ですね。
まとめ
特定の強い商品で敵の弱いところと戦ったらいかがでしょうかと。
- うちの強い商品と敵の弱い商品
- うちの強いエリアと敵の弱いエリア
など、組み合わせで考えてみてください。ということですね。
強いもので戦おう。人もの場所。こういったものを考えて書き出して、さらにそれを強くしていくこれのまず一歩を踏み出してみたらいかがでしょうか。
坂上仁志公式youtube動画の「【やりがち…】やってはいけない弱者の戦略」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
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