今日のテーマは稲盛和夫氏とのエピソードから学ぶ経営のヒント6「愛馬進軍歌」です。
経緯としては稲盛さんに盛和塾を通じて約100回お会いした、その体験の中から得たことです。隣に2時間コンパの場で座らせていただくときがあって、最後の2次会というか3次会に近かったんですが、カラオケがあって、1番最後に21時50分頃、ご自身が歌われた曲がこれなんです。
愛馬進軍歌
藤山一郎さんという方の歌で、1939年昭和14年とかの、ちょうど戦争に入る前後とかの歌なんですね。後でYouTubeとかでもご覧になっていただけたらと思いますが、愛馬進軍歌と言いまして、戦地における軍馬と兵隊の絆を歌った歌なんです。
それは人と人との繋がりとも同じじゃないかと。会社の経営も同じじゃないかという考え方がベースにあると思っております。
どういうことかと言うと、「弾の雨降る濁流をお前頼りに乗り切って、務めを果たしたあの時は泣いてまぐさを食わしたぞ」と。戦地で弾がビュンビュン飛んでくるときに、馬の上に乗ってその弾をくぐってやっと生き残ったと。その夜にお馬さんと一緒に、戦友ですよね、一緒にまぐさ、草を食べさせたという意味だと思うんです。
つまり、人と馬でもそういう戦う場において戦友になるというか心が通じるように、仕事をする中で、経営というのは人と人の絆ではないかと。我々もそういう集団であろうよと。経営というのは人と人がやるものなんだから、やはりお互いに心を通わせて、心の繋がりがある中で、お互いを信用して経営をしていこうというそんな思いをこの歌に託して歌われたのではないかなというふうに私は思っております。
坂上仁志公式youtube動画の「【稲盛和夫氏エピソード6】経営は人と人の絆」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
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