稲盛和夫氏とのエピソードから学ぶ経営のヒント7です。
カラオケが終わる21時50分頃、舞台の上に座敷があって200人くらい入れるところだったんでしょうかね、その舞台の上に上がって稲盛さんが歌ったのが、愛馬進軍歌という歌で、藤山一郎さんの曲です。その時に、戦地における軍馬、馬と兵隊さんの絆を歌った、心の絆みたいな歌なんですけれども、経営というのは人と人の繋がりではないかと。そのようなお話を前回させていただきました。
恥ずかしそうに握手を求める…
戦地における馬と人の繋がりがあるように、経営においても人と人との繋がりって大事だよねというような思いを込めて歌われて、それが終わった時にですね、僕は舞台の稲盛さんのすぐ近くにいたんですけれども、そしたら舞台の上で歌が終わったら、なんか恥ずかしそうに稲盛さんが僕に握手をしてきたんです。
これがすごいところで、普通稲盛さんに握手を求めて、我々並んだりして、公演が終わった後、「稲盛塾長」って言って握手をしてもらうみたいなのがあるんですけれども、その時は歌を歌った後に自分から僕に対して、なぜか僕が近くにいただけなんですけれども、稲盛さんから握手をしていただいて非常に驚いた記憶があります。
その時は、稲盛さんは恥ずかしがり屋だなっていう可愛い感じがしまして、稲盛さんは非常に手が大きくて柔らかいものですから、盛和塾で稲盛さんと握手をしたことがある方は、皆さん共通して仰るのが、非常に手が軟らかいんですよねということを仰います。
僕もそう思いました。このエピソードから思ったのは、非常に恥ずかしがりで、でも一方で経営をするという強い意志を持っていらっしゃって、この両極端をお持ちの素晴らしい方だなという思い出が、私の中にはあります。
坂上仁志公式youtube動画の「【稲盛和夫氏エピソード7】非常に恥ずかしがり」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
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