経営者の心得

【稲盛和夫氏エピソード16】強靭な集中力

稲盛和夫氏とのエピソードから学ぶ経営のヒント16です。

あくびをしない

盛和塾で世界大会というのがありまして2,000人から3,000人がパシフィコ横浜に集まります。ほぼ丸2日間学びの場があるんですけども、大会の中では良い経営をした人の発表があり、その発表に対して稲盛さんはコメントをしたり、そして表彰があったり、稲盛さんの講話があったりするんですね。

で、2日目というのは寝る人多いんです。なぜならば1日目が終わると1日目の夜にコンパがあるのですが、久しぶりだなあと、俺は北海道から君は九州から横浜に集まれたなぁと言うと、やっぱり1杯飲みたいし遅くまで飲みたいわけですよね。

それが悪いことじゃないですが、どうしても夜遅くなれば寝ちゃう人が出てくるんです。眠りが浅くなったりすれば、そしても2日目に集中力も切れますしちょっとあくびが出ちゃうんです、多くの人が。

2日目はあくびをしない人っていないんじゃないかなっていうくらいの状況なのです。

ところが稲盛さんはその壇上にいて全員の発表を聞き、その発表内容が文書になって手元にあるので、それを読みマーカーを引きながらそれに対してコメントをするんです。

そしてあくびをしないんです。集中力がある。

一切気のゆるみがない

15年ぐらいいろんな講演などで拝見してきましたけれども僕は稲盛さんがあくびをしたのを一回も見たことがなくてですね、なんていう集中力だろうと驚いた記憶があるんです。

僕も一応講演者ではありますけれども、ある瞬間に人から見られたときにあくびをしないでいられるかって言ったら、凄い難しいんじゃないかなと思ったんですね。

それをやり続けているというのがすごいと。そして僕よりも睡眠時間短いと思うんですね。8時間10時間なんか絶対寝てないでしょうし、5時間程度だと思うんです。

けれども、やっぱり自分がきちんと人から見られて恥ずかしくない、非常に集中した状態を続ける、経営でも同じだったんだろうなぁと思って素晴らしいなと思った記憶があるんです。

つまり実践しているものこそが真実であり本物の証なんだというものをこの世界大会というものを通じて学んだ記憶があります。

ちょっと悪い例を最後に申し上げると、とある100万部のベストセラー著者がいて、その人の講演会に行ったら、その方はお客からの質疑応答の時間でも人の話を全く聞く姿勢じゃない。目線も合わせず何か手元をいじっている。

その人に対する印象が一瞬で悪くなった記憶があります。

その方はたった一回で僕に悪い印象を持たれてしまったわけですが、稲盛さんは15年間で100回ぐらいお会いしても一回も悪い印象を持ったことがない、というのが実はものすごいなぁと思った記憶があります。私には到底できないですけどもそうありたいとは思っています。

坂上仁志公式youtube動画の「【稲盛和夫氏エピソード16】強靭な集中力」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。

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ランチェスターNo1戦略コンサルタント
坂上仁志
1962年埼玉県生まれ、一橋大学卒。 新日鉄、リクルートなどに勤務後、業界特化型の人材企業をゼロから立ち上げ3年で業界日本一の会社にする実績を持つ、日本でただ一人のランチェスターNO1戦略専門の経営コンサルタント。 日本人として初めてロンドンでランチェスター戦略の海外講演を行う。 スタートアップから売上1兆円クラスの上場企業まで一流・ナンバーワンを目指す経営者向けにコンサルティングを行う。 連結売上高1兆円の上場企業(京セラ JALクラス)にて「経営者意識を持ったリーダー育成トレーニング」を行う。同社の業績が1年で1,000億円改善した際、「坂上先生の功績は500億円」と社長から言われる意識改革、組織力アップに貢献。