稲盛和夫氏とのエピソードから学ぶ経営のヒント17です。
224回お辞儀をする
盛和塾の世界大会にて稲盛さんが発表者を表彰をする、という場面があります。
ちょっとを調べましたら、発表者が32人いて稲盛経営者賞っていうのがあるんですがそれの受賞者がいる。それが製造業、非製造業で分かれていたり、売り上げ何億以上とか、4つのグループに分かれているんですね。その人たちに表彰状をお渡しするんです。
もちろん受け取る人は嬉しいですよね。表彰して、手渡して、頭を下げる。この工程を全員に続けるんです。で、僕は実はこれすごいことじゃないかなと思って、ちょっと計算したんです。
平均して一人につき7回くらい頭下げるわけです。稲盛さんか32人に対して。とすると合計で224回。200回以上その時間で頭を下げるんですね。それだけでも疲れるようなことを80歳過ぎてもやってらっしゃったんですね。
手を抜かないんだと。
2,000人、3,000人とかに見られている中でずっとそれを続けていくのです。当然、表彰の前には発表を聞いて、コメントをして、という事もしているのですが、そこで疲れた様子も見せない。これが本物かというふうに思った記憶があるんです。
実践してるなぁって、空理空論とかじゃないなぁと。
真剣に集中して1回の気の緩みもなくずーっとやり続けるというものを拝見しまして素晴らしいなと思った記憶があります。
坂上仁志公式youtube動画の「【稲盛和夫氏エピソード17】流れ作業のように適当にしない」より
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。